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ガイド(観光ネットワーク奄美)をしながら、ご紹介だけでなく、ひょんなことからはじめたシマ唄と三味線。 普段ではなかなか使わない方言、シマグチで唄われます。 そのシマグチとシマ唄をご紹介していきます。

2010年08月11日

西和美ライブ at 東京

 「かずみ」の西和美さんがCD発売を記念して東京でライブを行います。

(上記画像をクリックすると大きなPDFで見ることができます。)
 東京でのライブは6年ぶり、しかも相方の三味線と唄は里朋樹君。今年、最年少で奄美民謡大賞を受賞した里歩寿(ありす)ちゃんのお兄さんで、先に妹が大賞を受賞して、ライバル意識を燃やして張り切っている若手です。
 ちなみに奄美民謡大賞の初代最年少受賞者が西和美さん、その記録を破って最年少受賞が元ちとせさん、そしてその記録を再び破ったのが里ありすちゃんです。

日時
2010年9月10日(金)開場18:30開演19:30
会場
Space&Cafeボレボレ座(東京都中野区東中野4-4-1ボレボレ座ビル1F)
料金
前売り・予約3,000円・当日3,500円(入場料金の他にドリンクなどのオーダーが必要です)
予約・問い合わせ
ジャバラ・レコード(森田純一)TEL:049-251-0704/090-6013-3370

  

Posted by mizuma at 10:53Comments(0)TrackBack(0)イベント

2010年08月10日

十五夜唄あしび

 毎年恒例の「奄美十五夜唄あしび」、今年は9月4日に行われます。

(画像をクリックすると大きなサイズでPDFファイルが表示されます。)
 今年は「佐仁のボレ唄と八月踊り」ということで、八月踊りが盛んなことで有名な笠利町佐仁集落の皆さんが出演です。

日時
平成22年9月4日(土)開場18:30開演19:00
入場料
1,000円(当日1,200円)
場所
奄美文化センター野外ステージ(雨天時はホール)

  

Posted by mizuma at 16:35Comments(0)TrackBack(0)イベント

2010年07月29日

和美姉ェの新譜「島かなしゃ」

 和美姉ェこと西和美さんの新譜「島かなしゃ」が7月25日にリリースされました。
島かなしゃ
 三味線には若手ホープの前山真吾君。ゲストにはベテランの築地俊造さんと森チエさんも参加されています。
 西和美さんは皆さんご存知の大ベテランでありながら、郷土料理「かずみ」では料理をしながら、どんな人の三味線でも唄でも一緒に遊んでくれる気さくな方です。
 構えて聴くのではなくて、唄遊びを体験したい方は是非、お店で生の唄声を聞いて下さい。
 ホームページとは別に近況などをお伝えするブログを開設しています。。
  

タグ :西和美
Posted by mizuma at 10:54Comments(0)TrackBack(0)CD

2010年04月01日

あかきな節

 Facebookの友人が紹介してくれたのですが、沖縄に「あかきな節」というのがあるそうです。
 こちらからビデオをご覧下さい。
 ちょっと歌詞がわからないのですが、タイトルから笠利町赤木名にゆかりがあるのかと思ったら、元々奄美の唄で、奄美では廃れてしまったとか。

琉球新報:沖縄コンパクト辞典
赤木名節 (あかきなぶし)2003年3月1日
 琉属時代、奄美で生まれたと伝えられている恋歌。発祥地では歌詞の一部を残し消失。現在三線歌は伊江島に、ウスデーク歌は国頭村楚洲に、素(す)歌は沖永良部島に伝承している。のどかな春に野原で遊ぶ内容。


 歌詞を知りたいな。どういう内容なんでしょう。
  
Posted by mizuma at 11:47Comments(1)TrackBack(0)沖縄民謡

2010年02月25日

『奄美民謡島唄集―大要 歌詞 五線譜 三味線譜』

 南方新社からシマ唄の本の出版案内が届きましたのでご紹介。
 予約割引がありますよ。CD付。


片倉輝男著『奄美民謡島唄集―大要 歌詞 五線譜 三味線譜』
        付録:「入門者への手引きと基礎演奏」CD
刊行のご案内

冠省
平素は、図書出版南方新社の出版活動にご理解、ご支援いただきましてありがとうございます。
この度、『奄美民謡島唄集』を刊行します。
島唄は独特の旋律とともに、元ちとせや中孝介を輩出したことで、今、大きな注目を集めています。
これまで、島唄は耳で聴き、見よう見まねで学ばれてきました。本書は奄美の島唄の歌詞と三味線譜を採録した画期的な一書です。また、唄が生み出された背景や、唄の意味についても解説を加えました。
さらに、ピアノ、ギターでも演奏可能なように五線譜も併記しています。その意味で、奄美島唄を広く日本全国の音楽ファンに解き放つ初めての本となります。
定価2,940円の所、2,500円(税込み)でご案内します。

この注文票にてご注文の場合は、1)特別価格、2)送料無料、3)郵便振込用紙同封にてお送りいたします。

よろしくご検討ください。

――――――――――――――――――――
注文票

書名:『奄美民謡島唄集』
冊数:定価2,940円(税込み)のところ
    メール特価2,500円(税込み)を(     )冊

氏名:
郵便番号:〒   -  
住所:  
電話番号:
メール:
――――――――――――――――――――
このメールは転送していただいてもかまいません。

なお、今後新刊の案内が不要の方は、お手数ですが、返信にてご一報下さい。

1.概 要

タイトル:『奄美民謡島唄集―大要 歌詞 五線譜 三味線譜』
     付録:「入門者への手引きと基礎演奏」CD
著  者:片倉輝男
仕  様:A4判、並製本、241ページ
定  価:2,940円(本体2,800円+税)
発行日 :2010年3月10日
発行部数:800部
発  行:図書出版南方新社

2.著者紹介

片倉輝男(かたくら てるお)
1939年、鹿児島県大島郡喜界町坂嶺生。1963年、鹿児島大学教育学部美術科卒。1963~1998年、鹿児島県立高等学校美術教諭。1972~1973年、フランス留学。1992~2000年、奄美民謡大賞審査員。1998~2008年、財団法人長島美術館顧問。2005~2009年、鹿児島国際大学短期大学部音楽科非常勤講師。2003~現在 鹿児島国際大学生涯学習センター講師。
3.主な構成

第1章 島唄とは
第2章 島唄の起源
第3章 「平家ぬ世」の島唄
第4章 「那覇ぬ世」の島唄
第5章 「薩摩ぬ世」の島唄
第6章 島唄の歌詞と言葉
第7章 島唄の音階
第8章 島唄の形式
第9章 島唄の分類
第10章 三味線(蛇皮線)
第11章 太鼓(チヂン)
第 12章 島唄の伝承方法
第13章 三味線演奏のための基礎知識
第14章 大要・歌詞・五線譜・三味線譜
  

タグ :南方新社
Posted by mizuma at 16:55Comments(0)TrackBack(0)

2010年02月21日

夜ネヤ、島ンチュ、リスペクチュッ!!

 なかなかシマ唄入門にならずにすいません。
 今回もイベントの告知です。

 昨年も行われましたが、「全労災文化フェスティバル2010 あまみエフエム開局プレゼンツ 夜ネヤ、島ンチュ、リスペクチュッ!!」が行われます。
 5月16日に東京・新宿の全労済ホール/スペースゼロです。
 出演者などはあまみエフエムのサイトに順次アップされるそうです。
  

タグ :夜ネヤ
Posted by mizuma at 09:32Comments(2)TrackBack(0)イベント

2010年02月01日

島口NEWSシマゆむTIME

 いつも楽しみにしていながら聞き逃していた番組がWebで聞けるようになりました。

 あまみエフエムは地元のコミュニティエフエムということでシマグチにもこだわってますが、楽しみにしているのば「英会話のOVA」と、昨年末から始まった「島口NEWSシマゆむTIME」。
 でも、聞き逃すことが多いし、一度聞いただけではなんと言っているのか聞き取れない時もあって、ワジワジしてました。
 ところが昨日、あまみエフエムから会員向けの届いたメイルに嬉しいお知らせが。
 一昨年12月に一旦オープンしたもののそのままだったあまみエフエム WebRadioがリニューアル。
 残念ながら「英会話のOVA」はメニューだけで、中身は消えてますが、「島口NEWSシマゆむTIME」が追加されてます。
 しかもスタート時(かな?)の去年10月から今年1月分まで、14回分もあります。
 今後も追加してほしいところですが、これを聞くだけでも活きたシマグチ、コイゴイとしたユムグチを聞けますよ。
 このコーナーのいいところは、昔の話しではなくて、今のニュースをシマグチで聞けること。
 ”こんな風に表現するんだ”ということばかりです。
  

2010年01月18日

変わることの無い唄声

月みりば昔 変わるぎやねん
変わるなよ玉黄金 もとの姿

(意訳)
月を見ると昔と変わらず美しい
変わるなよ愛しい人、もとの姿のままであって下さい

 ”玉黄金”はこの意訳では恋人のような意味ですが、子供や大切な人全般に使われます。


 この映像の歌詞は上の歌詞ではありません。
 森チエさん、伝説の唄者です。
 先日、たまたま昭和42年頃のNHKの番組で武下和平さんの相方として舞台に立った40代の森チエさんの唄声を聞きましたが、この映像は、先週末、「かずみ」で聞いた唄声。とても88歳と思えません。
 歌詞もたくさんご存知で、唄掛けではこれでもかと色んな歌詞が出てきます。
 本当に唄が好きなんでしょうね。この笑顔を見ると伝わってきます。  

タグ :森チエ
Posted by mizuma at 10:52Comments(0)TrackBack(0)俊良主節

2010年01月15日

ちゃ

訳:そう(肯定の意味)

 先日、シマ唄の大先輩でありながら、どんな人にも別け隔てなくシマ唄を一緒に遊んでくれる森チエさんの南海文化賞受賞祝賀会がありました。
 88歳とは思えない艶のある声、なんとも可愛らしい表情で楽しそうにシマ唄を楽しんでいらっしゃいます。

 実行委員に加えてもらってお手伝いしたのですが、そこでシマ唄の先輩、コーセー兄とシマグチの話になり、”一番短いシマグチは何か知っているか”といわれたのが”テ”。
 なんのことだと思ったら、この”ちゃ”と同じで、”そう(だ)”という意味だとか。
 住用ぼて(方面)の言い方なのか、昔の言い方なのかは定かではありません。

 この”ちゃ”、会話の相槌のような感じでよく使われます。
 繰り返して”ちゃちゃ”という”そうそう(、そうなのよね~”といったニュアンスでしょうか。
  
Posted by mizuma at 10:53Comments(0)TrackBack(0)一言シマグチ

2010年01月08日

ダーラガ。ダッチ。

訳:どこから。どこへ。

 あれこれやってて、なかなかシマ唄の歌詞紹介ができずにすいません。
 またもや一言シマグチです。

 ”ダー”が”どこ(何処)”という意味です。
 ”どこから来たの?”と聞くときが”ダーラガ”ですが、”来たの?”は省略されていて、丁寧に言うと”ダーラガ、イモチ”。
 ”ダッチ”も”どこへ行くの”で、”行くの?”が省略されていて、丁寧に言うと”ダッチガ、イモリュン”です。

 ”ダー”は省略されて使われることが多いかな。
 ”どこに(あるの)?”というのも”ダーナ”で”あるの”は省略しますね。
 シマの人は口数が少ないのか?
  
Posted by mizuma at 18:21Comments(0)TrackBack(0)一言シマグチ

2010年01月05日

トラうなよ

訳:ケンカするんじゃないよ。

 寅年だけに。

 今日は手短にしておきます。
  
Posted by mizuma at 18:36Comments(0)TrackBack(0)一言シマグチ

2010年01月03日

きゅうぬほこらしゃ

きゅう ぬ ほこらしゃ や いちゆり も まさり
(今日ぬ誇らしゃや何時ゆりも勝り)

いち も きゅう ぬ ごと に あらち たぼれ
(何時も今日ぬごとにあらち給ぼれ)

意訳
今日のうれしいこと。これまでないぐらい(うれしい)
いつも今日のようにあって下さい

 正月らしい歌詞をと思ったのですが、すぐ口にだせるようなものでないと意味がないので、お正月に限らずどんなお祝いの席でも唄われる歌詞をご紹介です。
 この中の”ほこらしゃ”もよく使われる一言です。
 ”うれしい!”という時に”ほらしゃ!”みたいな。

 どんな唄で唄われるかというと、このような歌詞は琉歌といわれ8886調もしくは8888調になっていて、色んな唄で唄われます。
 この歌詞なら朝花、よいすら節などなど。

 個人的に祝い唄の代表である長朝花が覚えられないので、お祝いの席で唄わないといけないときには、よいすら節でこの歌詞を唄ったりしてます。(というか祝い唄はこれ以外できない・・・)

参考書籍:「奄美の定型琉歌集」恵原義盛・著 
  

Posted by mizuma at 14:05Comments(0)TrackBack(0)定型琉歌

2009年12月27日

ゥガシ ヤ アラン

訳:そうじゃない

 ”ゥガシ”で”そう”という肯定する一言で、”そうそう!”という意味で”ガシガシ”といったりします。
 ”ゥガシジャガ”だと、”そうだよ~”みたいなニュアンスですかね。

 ”ヤ”は”では”とかいう意味合いです。

 ”アラン”は”じゃない”という否定する意味。
 ”アラン ”とすることで強調します。
 無いという意味では”ネン”ですが、こういう場合は使わないでしょうね。

 という以上の説明のようなことを、Twitterで使える一言シマグチ、と思いつくまま書こう・・・
 と、思ったのですが、いざ文字にするとなんか違和感。

 これもちょっと違うかもしれませんので、容赦ない”ゥガシ ヤ アラン ド!”。
 コメントでお待ちしてます。

追記:シマ唄に関連しては、朝花などの囃子でもあります。
ガシガシド ナン ガ イモンガネシ”
そうだそうだ。あなたが言うとおりだ。

  

タグ :朝花
Posted by mizuma at 17:21Comments(0)TrackBack(0)一言シマグチ

2009年12月25日

お別れも”イモレ”

 「”いもーれ”ち、なんか言う?」にはいくつかコメントいただきました。ありがとうございました。

 「かんもーれー」は、「かん」(ここ)に「(い)もーれ」ですかね。
 他にも「いもりんしょれよ~」とかもいただきましたが、やはり”お入り下さい”が語源じゃないかなと思います。

 で、手持ちの本を見ていると、恵原義盛さんの「奄美の方言さんぽI」に「イモレ」の項がありました。
 イモレんという方言は二様に正反対の意味で使い、少しも矛盾する感のないことばです。すなわち「行きなさい」「来なさい」いずれの意にもイモレという一つのことばで通るのです。
 例えば、「私の家においでなさい」は「ワキャヤーチ イモレヨ」といい、「気をつけて行きなさいよ」は「キーチケテ イモレヨ」というように、「行け」も「来い」も「イモレ」であることになります。

 この説明からも思うのですが、初対面の人に対する言葉ではないような気がするんですよね。

 それと恵原さんは「さようなら」にあたる言葉には「イモレヨ」しか無いと考えています。
 そして、
 単に「行け」ではなく、「行きなされよ」と情をこめた言い方である「イモレヨー」には、離別の悲しみと同時に「また来なされよ」との願望がこもる
としています。

 ”いらっしゃい”ではありませんが、”こんにちは”に相当する言葉に”うがみしょーら”があります。
 あまみエフエムの”英会話のOVA”の挨拶でおなじみですね。
 ”(お顔を)拝ませていただきました”の意味です。
 別れの場面でも使います。
 ”イモレヨ マタ ウガミショーロ”=(また)来てね また(お顔を)拝ませて下さいね。
(シマグチがちょっと自信ありませんが)
 「さよなら」「バイバイ」よりなんか雰囲気があっていい言葉です。  
Posted by mizuma at 11:14Comments(0)TrackBack(0)一言シマグチ

2009年12月24日

ヒグルサ、ヌクサ、アチサ

訳:寒い、暖かい、暑い

 今日もTwitterなどに使える一言シマグチです。
 一昨日までの寒さが嘘のように昨日は温かくて、今朝は降水70%雷雨注意報のはずがポカポカ陽気で暑いぐらいでした。
 ということで、一昨日が寒い!で”ヒグルサ””ヒグルイ”、昨日が暖かいで”ヌクサ””ヌクイ”、今日が暑いで”アチサ”ですね。

 ところで”サ”と”イ”どちらをつけるか。
 微妙なところですが、”ヒグルイ”だと、独り言のように言うとか”寒い!”と強調するような感じで、”ヒグルサ”といえば”寒いな~”、誰かに話しかける感じで”ヒグルサヤ~”、”寒いよね~”といった感じでしょうか。
  
Posted by mizuma at 13:39Comments(0)TrackBack(0)一言シマグチ

2009年12月22日

まれまれ なきゃばうがでぃ

直訳:稀れなことに、あなた方(のお顔)を拝みました。

意訳:なんと偶然なことに、あなた方とお会いできました。

 ”シマグチ・シマ唄入門”としながら、簡単な一言方言ばかりでしたが、なんとこんなブログでランキング2位!(12/22 AM10:00現在)
 スイマセン。
 「超カンタン奄美島口講座」という、ちゃんとしたブログもあるというのに・・・

 ということで、今日はシマ唄の「朝花節」の一節です。

 朝花節は唄の始まりでは必ず唄われる唄。
 シマ唄は元々、舞台で誰かが唄うのをしんみりと聞くのではなくて、みんなで唄遊びという唄掛けをするものです。
 朝花節は、まずは唄遊びの最初に唄われます。この起源については諸説ありますが、よくわかりません。(シマ唄研究の第一人者、小川学夫先生も”よくわからない”という結論になっています。)
 最初に唄われることから、挨拶の歌詞が多く、声ならし、三味線、揃ったメンバーの声の調子などを確認しながら次の唄へのウォーミングアップも兼ねます。

 ご紹介した一節は西和美さんがCDに収録している一節で、私も最初に覚えた一節。

 まれまれ なきゃばうがでぃ
 かみぬ ひきあわせに
 まれまれ なきゃばうがでぃ

意訳:
 (この場で)偶然にもあなた方とお会いすることができました。
 これは神様の引き合わせです。

 ”なきゃ”については「超カンタン島口入門」の「第5回 ナン」から引用します。
1;ナンキャ、ナキャ
これは、ナンの複数形です。「あなた方」という意味ですね
ナキャは、「あなた方の・・・」という感じです。

  
Posted by mizuma at 10:53Comments(0)TrackBack(0)朝花

2009年12月21日

いっちゃっとー

訳:いいですよ。

 なま(今)、個人的にTwitterで使っていきたい一言シマグチシリーズです。
 
 えーと、流れの中じゃないと”いいですよ”と言ってもわかりませんね。

A:(待ち合わせに遅れて)ごめんねー
B:いっちゃっとー(気にしてないですよ)

 というような意味合いの”いいですよ”で使ったりします。

 ”っち”をつけると、ちょっと強めの意味合い。
A:いつもいつも遅れて、本当にごめんなさい。申し訳ない。
B:いっちゃんっち。(そんなにまで気にしなくていいよ)
 といった感じ。

 ほかにはしつこくお世話しようかと声をかけられたときなど。
A:やっぱり大変そうだから手伝ったおうか?
B:いっちゃんっち。(いらん!)

 で、あってるかい。バナナアニョ。


追記:
 後から考えたら、”良い”と”結構”の2つ意味がありますね。
 ”いっちゃやー”と言った場合、”いいな~”という感じで使います。
A:夕べ、おごってもらって。
B:いっちゃやー
 みたいな。  
Posted by mizuma at 15:04Comments(0)TrackBack(0)一言シマグチ

2009年12月20日

”いもーれ”ち、なんか言う?

訳:”いもーれ”って、とか言います?

 ガイドの仕事をしていながらなんですが、よく空港とかガイドブックとかに”いもーれ奄美!”とかありますよね。
 ”いらっしゃいませ!”のつもりなんでしょうけど、なんか違和感ありません?

 ”いもーれ”ではなくて”いっちもーれ”で、これは”入り給れ(いりたぼれ)”=”お入り下さい”で、訪れたお客さんに”どうぞお入り下さい”という意味だと思うんですよね。
 で、”いっちもーれ”が使われる場面としては”うがみしょーら”と訪れたお客さんが挨拶して、訪問先の方が”遠慮せずにさぁお上がりください”みたいな時に”いっちもーれ”じゃないかな。

 じゃあ、”いらっしゃいませ”に相当するシマグチがあるのかと言われると・・・
 どなたかわかるかた、コメントでお願いします。

 ”いもーれ”って、沖縄の”めんそーれ”に感じが似てるから使われるようになったんでしょうか。

 はてなキーワードによると、”めんそーれ”は、
沖縄方言のあいさつ。「いらっしゃいませ」の意味。
「参り候へ」を語源としていると言われることが多いものの、これは間違いである。
実際には「参り召しおわれ」「往み有り召しおわれ」などが語源として考えられている。

 だそうです。
  
Posted by mizuma at 14:53Comments(6)TrackBack(0)疑問

2009年12月19日

わんは、かさん。ひぎゃやあらんど。

訳:私は笠利(北部)、南部じゃないよ。

わん:私 複数形には”きゃ”がついて”わきゃ”で私たち
あらん:じゃない
ど:よ

 これに対する質問であれば、”なんや、かさんな、ひぎゃな”。
 なん=あなた、な=ですか?みたいなところかな。

 このブログで使う方言はシマ唄の歌詞以外は、あくまでも個人的に知ってる聞いているものです。
 生まれは笠利町の川上という集落ですが、生まれてすぐ名瀬に両親と出てきましたし、小学校では方言禁止、テレビの影響や祖父母と住んでなかった、カラオケが流行りだした、といった理由で身近にはあまり方言はなく、親戚と両親が話しているのを聞いていたぐらいです。
 なので、笠利風トン普通語のシマグチですね。
 「トン普通語」というのは名瀬での標準語といったもので、島内の各集落(集落をシマといいます)毎に方言が微妙に異なっていっていて、島の北部と南部ではかなり違いがあります。そこで各集落から人が集まった名瀬では共通に話ができる”名瀬での標準語”というものが生まれたようです。
 ただ、これは親しい間柄で使われるためか、丁寧語とか尊敬語というのがあまりないように思えます。
 ということで”入門”とありますが、かさんシマグチ、それもかなり怪しいので、その点はご了承下さい。
 もし、間違いや、”うちのシマではこうだよ”というのがあれば教えていただけると幸いです。

 ”かさん”と”ひぎゃ”というのは元々北部と南部を差していたわけではなくて、シマ唄の唄い方・メロディ・リズムの分類として”カサン唄”、”ヒギャ唄”と大きく2つに分けられることから来ています。

 ”かさん”は現在の笠利のことで主に名瀬から北部を差します。

 問題は”ひぎゃ”。これは”南”とか”瀬戸内”を”ひぎゃ”と呼ぶわけではなくて”東”のことです。
 ”ひぎゃ”は通常、名瀬よりも南部を指すのですが、何故”東”なんでしょう。ずーーと疑問でした。
 最近、もしかしてという理由がわかってきました。

 元々、シマ唄はシマ=集落ですから集落毎に同じ唄でも唄い方やメロディ、リズムが違っていました。
 現在でも宇検村の唄者は自分たちの唄を”ひぎゃ唄”とはいいません。”えーち唄”(ちょっとニュアンスが違うかも)といいます。”えーち”とは焼内のこと。宇検村の焼内湾です。

 シマ唄は元々皆で唄掛けをするもので、現在のように舞台化はされていませんでしたが、昭和30年代に福島幸義さん、武下和平さんといった唄者が出てきて舞台で唄うようになりました。
 このお二人、現在の瀬戸内町になる前、市町村合併が行われる前の東村のご出身です。
 そこからどうやら東唄=ひぎゃ唄となったようです。
  

2009年12月19日

どーかどーか

訳:まっ、ここはひとつよろしく

 ”どーかどーか”というのは、訳に書いたそのままの意味というよりは、”ねっ、言わなくてもわかるよね”といったニュアンスでしょうか。
 実際の使い方は是非、サーモン&ガーリックの「ハブマンショー」、16曲目の「余興」をお聞き下さい。

 ガイドの仕事をはじめて、奄美に関する色んなことを調べる必要にせまられたわけですが、方言とシマ唄もその一つ。
 子供の頃は学校では方言禁止でしたし、シマ唄からカラオケに切り替わった時代ですから、ほとんど縁がありませんでした。
 当然、シマグチは聞いても一部しかわかりませんでしたし、シマ唄なんてまともに聞いたことがありません。

 とkろが奄美に帰ってきてからひょんなことから通いだしたのが西和美さんのお店「かずみ」。
 ここでシマ唄と三味線を覚えました。

 といっても、シマグチは唄の歌詞としてしかわからず、通常も使う機会が少ないというのが現状です。
 そこで、Twitterと連動して、普段の会話を中心にシマグチを使っていこうかなと、ついでに意味とかシマ唄の歌詞を含めて書いていこうと考えたわけです。

 ということで、よろしくお願いします。どーかどーか。

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